見た目は古い…でも今も脅威!中国の空飛ぶ恐竜「J-7」を紹介

Chengdu J-7. 写真:Wikimedia
Chengdu J-7. 写真:Wikimedia

成都(Chengdu)J-7は、中国で開発された軽量戦闘機であり、ソ連のMiG-21をベースとしています。1960年代に初めて製造され、J-7は何十年にもわたって中国の主力迎撃機として使用され、アジア、アフリカ、中東諸国にも広く輸出されました。

現在の基準では時代遅れとされるJ-7ですが、いくつかの空軍ではいまだに訓練機や低コストの防空機として現役で使用されています。北朝鮮にはJ-7またはソ連製MiG-21に相当する機体が100機以上あるとされますが、その多くは運用されていない可能性があります。

Chengdu J-7. 写真:Wikimedia
Chengdu J-7. 写真:Wikimedia




軽量かつシンプルな構造を持つJ-7は、標的用無人機、遠隔操作機、または北朝鮮のSaebyeol-4のような実験的なプロジェクトのベース機として理想的だと考えられています。

Saebyeol-4にはJ-7の着陸装置やエンジンの一部が流用されていると見られており、北朝鮮が手持ちの部品から先進的なドローン技術を開発しようとしている可能性があります。

Chengdu J-7. 写真:Wikimedia
Chengdu J-7. 写真:Wikimedia

技術仕様 – 成都(Chengdu)J-7(F-7)

仕様詳細
原産国中国(ソ連のMiG-21をベース)
製造会社成都航空機工業公司(Chengdu Aircraft Corporation)
タイプ軽量戦闘機/超音速迎撃機
初飛行1966年
運用開始1967年
乗員パイロット1名
全長約14.9 m
翼幅約7.15 m
全高約4.1 m
空虚重量約5,300 kg
最大離陸重量約9,100 kg
エンジンWP-7B ターボジェット ×1(Tumansky R-11の中国版)
推力約6,000 kgf(アフターバーナー使用時)
最大速度約2,000 km/h(マッハ2.0)
航続距離約2,000 km(外部燃料タンク使用時)
実用上昇限度約17,000 m
武装30mm機関砲×2 + 最大2,000 kgの外部兵装
標準搭載兵器空対空ミサイル、ロケット、軽爆弾など
主な使用国中国、パキスタン、バングラデシュ、イラン、エジプト、北朝鮮など

写真:Wikimedia。このコンテンツはAIの支援により作成され、編集部によって確認されています。

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