ゼレンスキー、捕虜となった北朝鮮兵士の尋問動画を公開

ゼレンスキー、捕虜となった北朝鮮兵士の尋問動画を公開。画像:Telegram Zelensky official
ゼレンスキー、捕虜となった北朝鮮兵士の尋問動画を公開。画像:Telegram Zelensky official

ウクライナの大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーは、ウクライナ軍によって捕らえられた北朝鮮兵士の尋問を映した新たな動画を公開しました。

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動画の中で、この兵士は目に見えて混乱しており、捕らえられた瞬間を覚えていないと述べています。彼は負傷して動けなくなり、部隊が撤退した際に置き去りにされたと語りました。その後、3〜5日間一人で過ごし、最終的にウクライナ軍によって発見されたと証言しています。

兵士の持っていた書類はロシアで発行されたものですが、本名が記載されておらず、写真も付いていませんでした。このことから、彼の身元や戦争に関与している背景について疑問が生じています。

ゼレンスキー大統領は公式声明の中で次のように述べています:
「世界は、ロシアが情報の空白の中で育ち、ウクライナについて何も知らないこれらの人々をどのように利用しているかを完全に知ることになるでしょう。彼らはロシアによってこの戦争を継続し拡大するためにのみ使用されています。この戦争を必要としているのはロシアだけです。」

ウクライナ、北朝鮮捕虜の引き渡しを提案

以前、ウクライナ政府は北朝鮮の指導者金正恩に対し、外交的解決策を提案しました。この提案には、北朝鮮がロシアとの捕虜交換の調整を支援する場合、捕虜となった北朝鮮兵士を引き渡すことが含まれていました。

この動画とゼレンスキーの発言は、ロシアが外国人兵士を利用していることに対する国際的な批判を強調しています。この戦争は、ウクライナ大統領によれば、クレムリンの利益のためだけに進められているものです。

出典と画像:Telegram Zelensky official.

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